お久しぶりです。饅頭ぺんぎんです
本日、声優アワードの一部受賞者の先行発表がありましたね
個人的にはキッズ・ファミリー賞をサトシの勇退に合わせて松本梨香さんと大谷育江さんが受賞されたことが熱かったですかね
シナジー賞は先行発表からなくなっていました
まあほぼワンピースでしょうけど(大穴でちいかわ)
それはさておき
第17回の声優アワードから、主演、助演、新人の3部門で男優・女優の枠組みが撤廃され、それぞれ声優賞に統合されることになったと発表がありました
これは前回の声優アワードで緒方恵美さんが唱えていたことでもあり
近年の社会的な流れからもいつかこの日が来るとは思っていましたが思ったよりも早かったですね
そして私の10月頭にした予想は意味をなさなくなったわけですね
ということで
今回は男優・女優という枠組みが撤廃されると、どのようなメリット、デメリットがあるのか考えていきたいと思います
メリット
・活躍した声優がより受賞しやすくなる
・人数のしがらみから解放される
・男性や女性と断定されることがなくなる
この辺でしょうか
まずは一つ目ですが、例えば今回の私の予想では助演賞は候補になった声優は男性よりも女性の方が圧倒的に多かったです
しかし、助演賞は多くとも男性、女性それぞれ2人までしか選ばれたことがないという経緯がありました
そこで女性の活躍の方が目立った年ならば、男性の受賞者を1人や0人、女性の受賞者を3人や4人ということができることになります
つまり活躍すれば、正当な評価を受けやすくなるということですね
二つ目の人数に関しても似ていて
統合することで、助演ならば4人を上限にする必要がないのではないかということです
そもそも、上限が4人なんて明記されていないですし男性、女性の撤廃という観点からは何も関係ないのですが、仕組みが大きく変わった際に前例を作っておくとその後もなんやかんや便利なのかなと思いました
最後の部分が実行委員会としてはメインになってくるのでしょうが
声優の中には、女性だけれどもほとんど少年の役しか担当しておらず、女性声優と呼ばれることに違和感を持っている方や
トランスジェンダーの人は、男性、女性と断定されることに嫌悪感を覚えることもあるでしょう
そこで、男優、女優という枠組みの撤廃は、その声優が演じた役が素晴らしかったかどうか、という部分でのみ評価されそこに声優の性別は関係ないと公言できます
デメリット
・結局あんまり変わらなさそう
・新人賞の受賞者が減りそう
・女性声優が結果的に有利なのでは?
・予想がし辛くなった
ではデメリットはどうでしょう
まあデメリットというよりは予想なんですが
まず、どのように変わるのか
たとえば主演賞ならば男キャラ、女キャラの主演からそれぞれ選ぶのでしょうか
この選び方をすると圧倒的に女性声優が有利になります
少年、おとこの娘など男性キャラを女性声優が演じているのは多々見受けられますが逆はどうでしょう
蒼井翔太さんくらいしか思い浮かばないんですけど
というくらい男性声優が女性キャラを演じることって少ないです
よってキャラの性別で選ぶと傾向的に女性の受賞者がめっちゃ増えると思います
では別にキャラの性別は関係なく選ぶとします
普通に男性と女性が1人ずつ選ばれそうじゃありません?
急激な変化ってこれまで16回の積み重ねがある分慎重になると思いますし
何年も連続で、主演賞が男性声優しか受賞していませんとかなると各所から不満の声とかも上がってきそうですし
スタンスはそのままで、鬼滅クラスが同時に2作出てきたとかなったときに、同性の受賞者のみみたいにするんじゃないかと私は思います
新人賞に関しては、ここ最近は7~10人くらいが男女合計で受賞しているのですが
連続で10人も紹介するか?という疑問が湧いてきます
10人連続で紹介して、10人連続でインタビューは長すぎる気がするので
合計で5人くらいに絞られるんじゃないですかね
あとは完全に私的な思いですが
予想がし辛くなるからあんまりしてほしい変更ではなかった
まあ、変わって初回でどんな感じなのか見させてもらえれば傾向は掴めそうですが
今までは男女で大体何人というのがわかっていたので、やはり予想はしやすかったですね
おわりに
色々書きましたが、まあやってみるのはいいんじゃないでしょうか
この変更で正当な評価が受けられなくなるなんて人はいないでしょうし
大きな変更って最初は否定的な意見も多いと思いますが、慣れれば別に気にならなくなると思います
もう受賞者の発表まで一か月を切っていますし
今回は数年ぶりに授賞式が開催されるそうなので、楽しみに待ちましょう
多分結果の記事は当日か次の日に上げると思います
それでは